皆さんこんにちは、リュウです。
今回は2022年に読んだ約260冊のライトノベルの中から単巻完結作品を抜き出し「ラノベランキングin2022〈単巻完結部門〉」を作成しました。
先日作成した〈シリーズ部門〉はこちら!
注意事項
※あくまでも個人の主観による順位付けなので、「この作品がこの順位なのはおかしい」などのコメントはお控えください。
それではランキングへレッツゴー!
第5位
第5位に輝いたのは『コロウの空戦日記』です!
「空で死にたい」と願う主人公コロウと、そんな彼女を死なせまいとする仲間たち。
全員が全員ヘビーな過去を背負っていて、それでも前を向いて戦い続ける姿が非常に印象的でした。
また、タイトル通り本作は「日記」なので、コロウ目線で事実が淡々と描かれていきます。
だからこそ戦争の無情さなどがより感じられて、作品の深みがグッと増したように思えました。
空戦ファンタジー好きの方には是非とも読んでみてほしい1冊です!
この作品について詳しく紹介している記事はこちら
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第4位
第4位に輝いたのは『わたしはあなたの涙になりたい』です!
いわゆる「難病もの」と呼ばれる作品の1つで、タイトル・イラスト・文章・結末その全てが美しい物語でした。
塩化病という架空の病気をテーマにしている一方、東日本大震災やショパン国際コンクールなど現実の出来事もメインで描かれているので、非常にリアリティが感じられたのも良かったです。
『このライトノベルがすごい!2023』で総合新作部門1位を取った実績のある作品ですので、泣ける本が読みたい方は是非チェックしてみてください!
この作品について詳しく紹介している記事はこちら
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第3位
第3位に輝いたのは『マカロン大好きな女の子がどうにかこうにか千年生き続けるお話。』です!
4本とも読了後には心温まるような素敵なお話で、どれもすっごく好きだったのですが、その中でも最後に収録されている「噓つきセミと青空」は飛び抜けて良かったですね。
結末がわかっていても、自然と涙が出てきてしまいました……。
優しくて温かくて泣ける、そんな作品を読みたい方に超おすすめの1冊です!
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第2位
第2位に輝いたのは『君と紡ぐソネット』です!
数学をテーマにしているということで少し手を出しづらかったのですが、読み始めてからはそれが一変。
スポーツ漫画さながらの圧倒的熱量の青春が込められている作品で、良い意味で期待を裏切られました。
あとこの作品に関してはタイトル回収がもう本当にオシャレでしたね。
フライ先生のイラストも相まって、全体的にとても綺麗な作品に仕上がっていました!
大人の方にももちろんおすすめですが、何より勉強を頑張っている学生さんに読んでもらいたい1冊です!
この作品について詳しく紹介している記事はこちら
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第1位
そして栄えある第1位に輝いたのは『僕が七不思議になったわけ』です!
ランキングを作成するにあたって2位以下は悩みに悩んだのですが、今回も1位は一瞬で決まりました。
この作品はもう「面白い」とかを通り越して「すごい」とか「ヤバい」の領域なんですよね……。
些細な一言がネタバレに繋がるのであまり詳しくは言えないのですが、‟絶っ対に2周目を読みたくなります”。
とにかく物語の構成がズルいんですよ……。
わけのわからないくらい衝撃を受けた作品なので、未読の方は問答無用で読んでもらいたいです!
間違いなく僕が2022年に読んだ中での最高傑作でした!
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ということでラノベランキングin2022〈単巻完結部門〉でした!
少しでも「この作品面白そう!」と思ってもらえていたら嬉しいです。
ここからはTOP5には入らなかったものの、めちゃめちゃ良かった単巻完結作品を番外編として3作品軽く紹介します!
番外編
番外編1作目は『砂の上の1DK』です!
だんだんと自分がどういう存在なのか理解していってしまうアルジャーノンの姿は読んでいて苦しいものがありましたが、読後感は非常に爽やかだったのが印象的でした。
同作者さんの過去作、『すかすか』や『すかもか』のように、「今にも崩れ去りそうな日常」を必死で守ろうとする主人公が好きな方には是非とも読んでみてほしい1冊です!
この作品について詳しく紹介している記事はこちら
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番外編2作目は『琥珀の秋、0秒の旅』です!
性格の違いから最初はぶつかり合っていた主人公とヒロインが、旅を続けるうちにだんだんとお互いを理解し合うようになっていく過程が本当に良かったですね。
八目先生の《時と四季シリーズ》を既読だと「おお!」となるシーンもあり、非常に満足感のある1冊でした!
SFチックな青春作品を読みたい方には是非とも読んでみてほしい作品です!
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番外編3作目は『サンタクロースを殺した。そして、キスをした。』です!
まずこの作品は登場人物に名前が付いていないのが特徴的ですね。
「僕」「少女」「先輩」などの呼び方で物語が終始展開されていくので最初は感情移入できるか不安でしたが、最後にはとあるキャラのことを考えて涙を流してしまいました。
美しく残酷な物語が読みたい方には是非とも読んでみてほしい1冊です!
この作品について詳しく紹介している記事はこちら
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今回の記事はこれで本当におしまいです!
長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました!