ラノベランキングin2022〈単巻完結部門〉を作成しました!

ランキング
リュウ
リュウ

皆さんこんにちは、リュウです。
今回は2022年に読んだ約260冊のライトノベルの中から単巻完結作品を抜き出し「ラノベランキングin2022〈単巻完結部門〉」を作成しました。
先日作成した〈シリーズ部門〉こちら

注意事項

※今回は‟2022年に僕が始めて読んだ”単巻完結ライトノベルを対象にしているので、‟2022年に発売された”ライトノベルだけを対象にしているわけではありません。古い作品もバンバン入ってきます。
※あくまでも個人の主観による順位付けなので、「この作品がこの順位なのはおかしい」などのコメントはお控えください。

それではランキングへレッツゴー!

第5位

リュウ
リュウ

第5位に輝いたのは『コロウの空戦日記』です!

敗北は必至という状況の中、それでも懸命に立ち向かうコクト軍のパイロットたちを描いた空戦ファンタジー作品です。
「空で死にたい」と願う主人公コロウと、そんな彼女を死なせまいとする仲間たち。
全員が全員ヘビーな過去を背負っていて、それでも前を向いて戦い続ける姿が非常に印象的でした。
また、タイトル通り本作は「日記」なので、コロウ目線で事実が淡々と描かれていきます。
だからこそ戦争の無情さなどがより感じられて、作品の深みがグッと増したように思えました。
空戦ファンタジー好きの方には是非とも読んでみてほしい1冊です!

この作品について詳しく紹介している記事はこちら

コロウの空戦日記
《この隊では、お前がどう死ぬかは俺が決める》 “死にたがり”の天才少女パイロットは“死なさず”の隊長のもと、戦場の空を舞う! 「死はわたしの望むところだ。私は“死にたがり”なのだから」 あまりにも無為な戦争の、絶望的な敗勢の中で、とある事情から「…

Amazon Kindleはこちら

第4位

リュウ
リュウ

第4位に輝いたのは『わたしはあなたの涙になりたい』です!

塩化病という謎の病気が存在する世界を舞台とした、少しだけ人とずれた感覚を持つ少年と天才ピアニストである少女の青春ラブストーリー作品です。
いわゆる「難病もの」と呼ばれる作品の1つで、タイトル・イラスト・文章・結末その全てが美しい物語でした。
塩化病という架空の病気をテーマにしている一方、東日本大震災やショパン国際コンクールなど現実の出来事もメインで描かれているので、非常にリアリティが感じられたのも良かったです。
このライトノベルがすごい!2023』で総合新作部門1位を取った実績のある作品ですので、泣ける本が読みたい方は是非チェックしてみてください!

この作品について詳しく紹介している記事はこちら

わたしはあなたの涙になりたい
これは、涙で始まり、涙で終わる物語。 全身が塩に変わって崩れていく奇病「塩化病」。その病で母親を亡くした少年・三枝八雲は、小学校の音楽室でひとりの少女と出会った。 美しく天才的なピアノ奏者であるその少女の名は、五十嵐揺月。鍵盤に触れる繊細なそ…

Amazon Kindleはこちら

第3位

リュウ
リュウ

第3位に輝いたのは『マカロン大好きな女の子がどうにかこうにか千年生き続けるお話。』です!

マカロン大好きな女の子が千年生きたり、余命宣告された男の子がコンクリートと会話できる女の子と出会ったりと、すこしフシギな4本のお話から構成されている連作短編集です。
4本とも読了後には心温まるような素敵なお話で、どれもすっごく好きだったのですが、その中でも最後に収録されている「噓つきセミと青空」は飛び抜けて良かったですね。
結末がわかっていても、自然と涙が出てきてしまいました……。
優しくて温かくて泣ける、そんな作品を読みたい方に超おすすめの1冊です!
マカロン大好きな女の子がどうにかこうにか千年生き続けるお話。
幸せで、切なくて、愛しい。そんな、ちょっと不思議な物語。 「そんなわけで、千年生きるにはどうしたらいいの?」マカロン大好きなメルヘン少女が千年生き続けるお話や、コンクリートとお話ができる女の子のお話、不思議な宇宙人ぱらぽろぷるん君の恋のお話、そし…

Amazon Kindleはこちら

第2位

リュウ
リュウ

第2位に輝いたのは『君と紡ぐソネット』です!

数学音痴の主人公が憧れの人に近づくため、ひょんなことから出会った数学の神様と共に数学の勉強をするという青春ラブコメ作品です。
数学をテーマにしているということで少し手を出しづらかったのですが、読み始めてからはそれが一変。
スポーツ漫画さながらの圧倒的熱量の青春が込められている作品で、良い意味で期待を裏切られました。
あとこの作品に関してはタイトル回収がもう本当にオシャレでしたね。
フライ先生のイラストも相まって、全体的にとても綺麗な作品に仕上がっていました!
大人の方にももちろんおすすめですが、何より勉強を頑張っている学生さんに読んでもらいたい1冊です!

この作品について詳しく紹介している記事はこちら

君と紡ぐソネット ~黄昏の数学少女~ 【電子特典付き】
高校三年生の関数馬は、理系なのに大の数学音痴。一方で、憧れのクラスメイト・有理は「数学の女王」と呼ばれる才媛。彼女には、「自分より数学ができる人としか付き合わない」という噂も……! 有理とデートするチャンスを得た数馬の前に立ち塞がる期末試験。…

Amazon Kindleはこちら

第1位

リュウ
リュウ

そして栄えある第1位に輝いたのは『僕が七不思議になったわけ』です!

七不思議を司る精霊・テンコと出会い、生きながらにして「学校の七不思議」に仮登録されてしまった少年・中崎くんの物語です。
ランキングを作成するにあたって2位以下は悩みに悩んだのですが、今回も1位は一瞬で決まりました
この作品はもう「面白い」とかを通り越して「すごい」とか「ヤバい」の領域なんですよね……。
些細な一言がネタバレに繋がるのであまり詳しくは言えないのですが、‟絶っ対に2周目を読みたくなります”。
とにかく物語の構成がズルいんですよ……。
わけのわからないくらい衝撃を受けた作品なので、未読の方は問答無用で読んでもらいたいです!
間違いなく僕が2022年に読んだ中での最高傑作でした!
僕が七不思議になったわけ
第20回電撃小説大賞<金賞>受賞作品! 生きながらも七不思議となった中崎くんのちょっぴり切ないミステリアス・ファンタジー。 石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。深夜の校庭に桜が舞い散る中、宙…

Amazon Kindleはこちら

リュウ
リュウ

ということでラノベランキングin2022〈単巻完結部門〉でした!
少しでも「この作品面白そう!」と思ってもらえていたら嬉しいです。
ここからはTOP5には入らなかったものの、めちゃめちゃ良かった単巻完結作品を番外編として3作品軽く紹介します!

番外編

リュウ
リュウ

番外編1作目は『砂の上の1DK』です!

スパイの青年・江間と、人を模す謎の生物・アルジャーノンの5日間の暮らしを描いたSF作品ですね。
だんだんと自分がどういう存在なのか理解していってしまうアルジャーノンの姿は読んでいて苦しいものがありましたが、読後感は非常に爽やかだったのが印象的でした。
同作者さんの過去作、『すかすか』や『すかもか』のように、「今にも崩れ去りそうな日常」を必死で守ろうとする主人公が好きな方には是非とも読んでみてほしい1冊です!

この作品について詳しく紹介している記事はこちら

砂の上の1DK
人に宿った未知存在と青年スパイ、期限付きの逃亡生活が始まった。 研究施設への破壊工作に一般人が巻き込まれ――瀕死の彼女に取りつき治癒したのは、研究対象だった未知の細胞。人に順応していくそれ=呼称・アルジャーノンが望んだのは、穏やかな、人らしい日常…

Amazon Kindleはこちら

リュウ
リュウ

番外編2作目は『琥珀の秋、0秒の旅』です!

全てが止まった世界で少年と少女が出会い、2人で長い旅をするというSFチックな青春ロードノベルです。
性格の違いから最初はぶつかり合っていた主人公とヒロインが、旅を続けるうちにだんだんとお互いを理解し合うようになっていく過程が本当に良かったですね。
八目先生の《時と四季シリーズ》を既読だと「おお!」となるシーンもあり、非常に満足感のある1冊でした!
SFチックな青春作品を読みたい方には是非とも読んでみてほしい作品です!

この作品について詳しく紹介している記事はこちら

琥珀の秋、0秒の旅
世界の時間が止まるとき、二人の旅が始まる。 麦野カヤトは、高校の修学旅行で北海道の函館を訪れていた。 内気で友達のいない彼にとって、クラスメイトたちとの旅行は苦痛でしかない。 それでも周りに合わせてグループ行動を続けていた、そのとき。 世界の…

Amazon Kindleはこちら

リュウ
リュウ

番外編3作目は『サンタクロースを殺した。そして、キスをした。』です!

望まない願いのみを叶える」ノートを使ってクリスマスを消すため、疑似的な恋人になる2人を描いた青春ラブストーリーです。
まずこの作品は登場人物に名前が付いていないのが特徴的ですね。
「僕」「少女」「先輩」などの呼び方で物語が終始展開されていくので最初は感情移入できるか不安でしたが、最後にはとあるキャラのことを考えて涙を流してしまいました。
美しく残酷な物語が読みたい方には是非とも読んでみてほしい1冊です!

この作品について詳しく紹介している記事はこちら

サンタクロースを殺した。そして、キスをした。
クリスマスを消すため僕は少女の恋人になる。 聖夜を間近に控え、街も浮き立つ12月初旬。 先輩にフラれた僕は、美しく輝く駅前のイルミネーションを眺め、どうしようもない苛立ちと悲しさに震えていた。 クリスマスなんて、なくなってしまえばいいのに…

Amazon Kindleはこちら

リュウ
リュウ

今回の記事はこれで本当におしまいです!
長くなりましたが最後まで読んでくださりありがとうございました!

タイトルとURLをコピーしました