皆さんこんにちは、リュウです。
今回は講談社ラノベ文庫より『この物語を君に捧ぐ』を紹介します。
ネタバレはなしです。
『この物語を君に捧ぐ』ってどんな作品?
『この物語を君に捧ぐ』は著「森日向」、イラスト「雪丸ぬん」で贈られる青春作品です。
著者の森先生は他にも、メディアワークス文庫より『レトリカ・クロニクル』や、電撃文庫より『浮遊世界のエアロノーツ』などの作品も出されています。
※以下書影をタップすればBookwalkerさんのページに飛びます。
『浮遊世界のエアロノーツ』は本当に大好きな作品でしたね……!
3巻今でも待ってます……!
『浮遊世界のエアロノーツ』の紹介記事はこちら
イラストを担当された雪丸先生は他にも、富士見ファンタジア文庫より発売されている『世間知らずな同級生を、飼うことになりまして。』や、MF文庫より発売されている『あと1ヶ月で転校する僕の青春ラブコメ』などの作品のイラストも担当しています。
『世間知らずな同級生を、飼うことになりまして。』の紹介記事はこちら
雪丸先生のイラストはヒロインが本当に可愛くて大好きです……!
最近はラノベのイラストいっぱい担当されているので嬉しいですね!
メインキャラを3文でサクッと紹介
柊 悠人
本作の主人公で、高校3年生の少年。
中学1年生の時に小説新人賞を受賞し、世間を騒がせた‟元”天才作家。
しかし中学3年生の時にとある理由から筆を折り、現在は創作活動に一切関わらないようにしている。
夏目 琴葉
本作のメインヒロインで、高校1年生の少女。
編集者を志している文学少女で、悠人の読書感想文を読んで彼の才能を見抜いた。
以来彼に物語を書いてほしいと、積極的にアタックを繰り返している。
あらすじ
「あなたの担当編集をさせてください、柊先輩」
ある日、無気力な男子高校生・柊悠人の前に現れた自称編集者の女子高生・夏目琴葉。
彼女は悠人に小説を書いてほしいと付きまとってくる。いくら断られても、決して諦めずに。
……まさか、知られたのか? 自分がかつて、世間から天才だともてはやされたプロの小説家だったことを。その過去から逃げるため、知り合いもいない地方の高校にやってきたというのに。筆を折った元天才小説家と、ある”重大な秘密”を抱えた編集者女子高生が紡ぐ、感動必至の青春ストーリー、ここに開幕――。
Amazonより引用
感想
この作品、控えめに言って最高です。
いやもうマジでとんでもない1冊に出会ってしまいましたね。
本読みでこのお話が刺さらない人はいないっすよ……。
前作『浮遊世界のエアロノーツ』が大好きだったのでこの作品にもかなり期待していましたが、まさかここまでの超傑作が出されるとは思いませんでした……。
本作はまず元天才作家の主人公・悠人と、編集志望のヒロイン・琴葉の出会いが描かれます。
こういった設定自体はそこそこありますけど、本作はそこに更に一要素付け加えていたのが良かったですね。
正直先の展開は読めるんですよ!
読めるんですけど意味わからんくらい泣かされてしまいました……。
一度筆を折った主人公・悠人がヒロイン・琴葉の熱に当てられ、再び筆を手に取る展開はもう最高でしたね。
こういうのは王道ですけど毎回本当に胸が熱くなります。
周りの人達の優しさに触れ、徐々に前を向いて立ち上がっていく悠人くんは超カッコよかったです。
本作はとにかく感動する場面が多く、中盤でも1回泣いちゃいましたけど、特に終盤はもうずっと泣きっぱなしでした。
悠人と琴葉の交わした1つの“約束”の結末、琴葉の下した決断が明かされるラストシーンでは更に涙腺が壊されましたね……。
そもそもタイトルがズルすぎますよ……。
正直読む前から「泣きそうだな〜」と思ってましたけど、想像以上に泣いてしまいました笑
これだから本を読むのはやめられない!と思わせてくれた、大満足の1冊です。
少しでも気になった方は是非読んでみてください!
超超オススメの作品です!!!
こんな人におすすめ
・泣ける作品が好きな人
・単巻完結作品の傑作が読みたい人
今回は講談社ラノベ文庫より『この物語を君に捧ぐ』について書きました!
最後までご覧くださりありがとうございました!
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