両片想い好きは読むべし! 『高嶺さん、君のこと好きらしいよ』を紹介させていただきます。

ラノベ紹介

皆さんこんにちは、リュウです。
今回はガガガ文庫様より『高嶺さん、君のこと好きらしいよ』について書かせていただきます。

『高嶺さん、君のこと好きらしいよ』ってどんな作品?

『高嶺さん、君のこと好きらしいよ』は著者「猿渡かざみ」、イラストレーター「池内たぬま」で贈られる、学園青春ラブコメ作品です。

著者の猿渡先生は他にも、同じくガガガ文庫様より『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い』や、電撃文庫様より『となりの彼女と夜ふかしごはん』などの作品も出されています。
※書影をタップすればBookwalkerさんのページに飛ぶことができます

この作品について詳しく書いたブログはこちら⇒『塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い』を紹介させていただきます。 | リュウのサブカル日記 (ryuunosabukarunikki.com)

イラストレーターの池内先生は他にも、まんがタイムKRコミックス様より『エクソシストと首輪の悪魔』や、メテオCOMICS様より『魔王様と結婚したい』などの作品も出されています。

メインキャラを4文でサクッと紹介

間島まじま ケンゴ

本作の主人公で、高校2年生の少年。
2年生ながら風紀委員長に抜擢され、風紀を乱すやからを日々取り締まっている。
バカがつくほど正直で、ドがつくほど真面目な人物のため、ついたあだ名は「鈍感マジメ風紀オバケ」
一見恋愛には興味なさげだが、実は3年前から高嶺さんに片想いをしている。

高嶺たかね サキ

本作のメインヒロインで、間島くんのクラスメイト。
常に無表情でミステリアスなことから、よくいやーな噂の対象にされている。
恋愛に非常にうとく、『今からモテる!超・恋愛心理学講座(通称:イマモテ)』という胡散臭さ全開の本が愛読書。
もちろん片想い相手は間島くん。

瀬波せなみ ユウカ

高嶺さんの親友で、彼女の良き相談相手。
健気な高嶺さんの恋路を応援しているが、彼女の間違った努力に飽きれがち。
(高嶺さんに頼まれ)本作のタイトルでもある「高嶺さん、君のこと好きらしいよ」と間島くんに直接伝えた張本人。
不器用な高嶺さんと間島くんをくっつけさせようと頑張る、本作一の苦労人。

荒川 リク & 岩沢 タツキ

共に間島くんと同じ風紀委員メンバーで、中学からの親友。
リクは大柄なバスケ部員で、タツキは小柄なサッカー部員。
2人とも腕っぷしの強さや人脈の広さを活かし、間島くんのサポートを務めている。
本気で怒った間島くんの怖さを知っている数少ない2人。

あらすじ

2年生にして風紀委員長に抜擢された、鈍感マジメ風紀オバケこと間島ケンゴ。
そんな彼の耳に突如、「高嶺さん、君のこと好きらしいよ」という噂が届く。
そしてそれを聞いた彼は――
「君がおれに好意を抱いていると聞いたが本当か」
なんと本人に聞いてしまった⁉
そして聞かれた本人は――
「どどどどどどうしてそんなこと聞くんですかっ……!」
いつもの無表情はどこへやら、とにかく顔を赤くしてテンパっていた……
だが、この出来事をきっかけに2人の距離はどんどん縮まっていき――

0か100かでしか物事を考えられない真面目男子と、恋愛よわよわ小動物系女子の、とろけるほど甘々な両片想いラブコメがここから始まる!

感想

『塩対応の佐藤さん』でお馴染みの猿渡先生の新作ですね!
ずっと楽しみにしてたので、発売日に買って早速読んでしまいました!

まずはストーリーの感想から
恋愛に疎すぎる2人の両片想いラブコメですね。
あらすじの時点で(絶対面白いじゃん…)と思っていましたが、やっぱり面白かったです!
「ウィンザー効果」「ミラーリング効果」「ランチョン・テクニック」に「スティンザー効果」、『イマモテ』に載っていた様々な恋愛テクニックを使い間島くんにアプローチを仕掛けようと試みるも、見事に撃沈する高嶺さんがとても可愛かったです笑
また、コメディ多めの序盤とは対照的に、終盤はなかなかシリアスな展開でしたが、間島くんと高嶺さんの出会いや、好きになったきっかけが描かれており、一気に物語に引き込まれました。
いやマジで終盤の間島くんはカッコよかったですね……
アレをされて惚れない女の子はいないっすよ……
本作で様々な恋愛テクニックを学べたので、現実でも活かしていこうと思います!
……まずは相手を見つけるところからですね(遠い目)

次にキャラの感想。
高嶺さんがとにかく可愛すぎますね!
普段は無表情でミステリアスな女の子が、主人公の前だと普通の恋する乙女になるギャップが最高でした!
瀬波さんに間島くんとの出来事を聞かれてニヤニヤしながら嬉しそうに話したり、逆にいじられて「ひゃひ」という情けない声を発したり、とにかく一挙手一投足が小動物ぽくてすっごく良かったです!
間島くんもそのまっすぐさから失敗することもあったけれど、心の底では高嶺さんのことを真剣に想っているのが伝わってきて、とても好感が持てました。
友人ポジの2人も登場機会こそ少なかったものの非常にキャラが立っていたので、2巻ではもっと彼らと間島くんのやり取りを見たいですね。

最後に読みやすさ。
やっぱり猿渡先生の文章はめっちゃ読みやすいですね……!
ジャンルもラブコメですし、普段ラノベを読まない人でもスッと読めると思います!

総合評価

ストーリー
★★★★★★★
7/10
キャラ
★★★★★★★★
8/10
読みやすさ
★★★★★★★★★
9/10

こんな人におすすめ!

両片想いが好きな人
甘々ラブコメが好きな人
小動物系ヒロインが好きな人

今回はガガガ文庫様より『高嶺さん、君のこと好きらしいよ』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。

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高嶺さん、君のこと好きらしいよ
しおあまの猿渡氏がおくるニューラブコメ! 「高嶺さん、君のこと好きらしいよ」 カタブツ風紀委員長・間島ケンゴの耳に届いた出所不明の噂…… それはなんと、間島君に振り向いてほしい高嶺さん本人が流したものだった!? でも、真面目過ぎる間島君には通…

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