皆さんこんにちは、リュウです。
今回は富士見ファンタジア文庫様より『公女殿下の家庭教師』について書かせていただきます。
『公女殿下の家庭教師』ってどんな作品?
『公女殿下の家庭教師』は著者「七野りく」、イラストレーター「cura」で贈られる、ファンタジー作品です。
2022年4月現在11巻まで発売されており、第3回カクヨムWeb小説コンテスト「異世界ファンタジー部門」では《大賞》を受賞しました。
著者の七野りく先生は他にも、富士見ファンタジア文庫様より『辺境都市の育成者』や、『双星の天剣使い』などの作品も出されています。
※以下書影をタップすればBookwalkerさんのページに飛ぶことができます。
イラストレーターのcura先生は他にも、恋愛アドベンチャーゲーム『まいてつ』や、『ものべの』などの作品のイラストも担当されています。
メインキャラを4文でサクッと紹介
アレン
本作の主人公で、17歳の青年。
本人は謙遜しているが、魔法の知識・制御に関しては他を卓越している。
留年が当たり前の王立学校をわずか1年で次席卒業した天才だが、なぜか王宮魔法士の試験には落ちてしまった。
優しいが少し意地悪なところも。
ティナ
アレンの下で魔法を教わる13歳の少女。
4大侯爵家の1つであるハワード家の次女で、膨大な魔力を持っているものの、なぜか初級魔法すら使うことができない。
植物の研究で大きな成果をあげたり、筆記試験でとんでもない点数をたたき出すなど、学問では非常に優秀。
明るい性格で、かなりの努力家。
エリー
ティナと同じくアレンの下で魔法を教わる14歳の少女。
長年にわたりハワード家を支えてきたウォーカー家の跡継ぎで、ティナの専属メイド兼彼女の親友。
武闘派な祖父と祖母に体術を教わっていたため、身体能力は高い。
ただしかなりのドジっ娘で、年上なのにティナからは妹扱いをされている。
リディヤ
アレンの腐れ縁で、同じく17歳の少女。
元々卓越していた剣の腕に加え、アレンの教えを受けるうちに魔法の才能も開花、王立学校をわずか1年で首席卒業した。
アレンとは対照的に、王宮魔法士の試験も首席で合格した。
傍若無人で我が道を行くタイプだが、アレンに対してだけは甘えたがる。
あらすじ
王宮魔法士試験に落ち、仕事を探していたアレンは恩師にとある仕事を押し付けられる。
それは、「魔法を一切使えない」公女殿下の家庭教師をしてほしいというもので――
多くの教師が匙を投げた少女を相手に、規格外の青年はどんな「授業」を見せるのか――!
美しき魔法に満ちた世界で、教師と生徒の伝説がここから始まる!
感想
ずっと読みたかったけれど巻数が多くて中々手を出せなかった作品。
ようやく読むことが出来ました!
まずはストーリーの感想から。
やっぱり10巻以上発売されている作品は面白いですね……
ティナとエリーに出会い、交流を深める序盤、ティナが魔法を使えない原因を探る中盤、そして2人の最終試験を行う終盤と、終始楽しく読むことが出来ました!
ちょくちょく明かされていくアレンとリディヤの過去もかなり面白かったですね~
規格外でとんでもない2人のやり取りにかなり笑ってしまいました笑
満足です!
次にキャラの感想。
アレンは好青年ではあるんですが無自覚に自分語りをしてくるので、ちょっと人によって好みが分かれそうですね……
終盤になればあまり気になりませんでしたが、僕も最初は「うっ」となってしまいました笑
元気で甘えん坊なティナ、おどおどしていて甘えん坊なエリー、傍若無人だけど甘えん坊なリディヤと、ヒロインが全員違った魅力を持ちながらも、全員甘えん坊なのはかなり良かったですね~
今のところ推しはリディヤです!
サブキャラもみんな温かみに溢れていて、読んでいて癒されました!
最後に読みやすさ。
アレンの自分語りに慣れてからはかなり読みやすかったですね。
状況を説明するための文章が多かったので、ファンタジー初心者の方にもおすすめです!
2巻以降も読もうと思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★★
キャラ
★★★★★★★★
読みやすさ
★★★★★★★★★
こんな人におすすめ!
・ファンタジーが好きな人
・主人公が教師の作品が好きな人
・可愛いヒロインがたくさん出る作品が好きな人
今回は富士見ファンタジア文庫様より『公女殿下の家庭教師』の1巻について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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