皆さんこんにちは、リュウです。
今回はガガガ文庫様より『ママ友と育てるラブコメ』について書かせていただきます。
『ママ友と育てるラブコメ』ってどんな作品?
『ママ友と育てるラブコメ』は著者「緒二葉」、イラストレーター「いちかわはる」で贈られる、ラブコメ作品です。
著者の緒二葉先生は他にも、サーガフォレスト様より『処刑された聖女は死霊となって舞い戻る』という作品も出されています。
※書影をタップすればBookwalkerさんのページに飛ぶことができます。
イラストレーターのいちかわはる先生は他にも、GA文庫様より発売されている『君は初恋の人、の娘』や、富士見ファンタジア文庫様より発売されている『美少女とぶらり旅』などの作品のイラストも担当されています。
メインキャラを4文でサクッと紹介
昏本 響汰
本作の主人公で、高校2年生の少年。
毎日学校で妹の想夜歌の写真を眺めている重度のシスコン。
基本的に家にいない両親の代わりに妹の面倒を見ている。
家事も気遣いもできる、ハイスペック主人公。
暁山 澄
本作のメインヒロインで、響汰のクラスメイト。
みんなには内緒にしているが、実は重度のブラコン。
響汰と同じく、両親の代わりに弟の面倒を見ている。
容姿端麗・頭脳明晰なことから完璧美少女のように見えるが、意外と不器用な人物。
昏本 想夜歌
響汰の妹で、幼稚園に入園したばかりの3歳の女の子。
同じタイミングで入園してきた郁とすぐに友達になり、よく2人で遊ぶように。
わんぱくで快活な性格だが、聞き分けのあるとても良い子。
自分のことを「そぉか」ありがとうのことを「あいとー!」というのが可愛すぎる。
暁山 郁
澄の弟で、幼稚園に入園したばかりの3歳の男の子。
大人しい性格で、想夜歌が振り回すタイプなら郁は振り回されるタイプ。
料理が上手く、同性でもある響汰によく懐いている。
でもやっぱり、1番好きなのはお姉ちゃん。
あらすじ
彼が妹の入園式に向かうと、そこには見知った1人の少女がいた。
彼女の名前は暁山澄。
響汰のクラスメイトで、容姿端麗・頭脳明晰な完璧美少女だ。
だが、入園式で見た彼女は――
「郁、なんて愛らしいの……」
普段とは打って変わり、弟が好きすぎるブラコンと化していた!
シスコン&ブラコン、そして両親の代わりに妹、弟の世話をしている2人はまさに‟ママ友”と呼ぶべき存在となる。
そんな‟ママ友”な2人の、不器用で初々しいラブコメがここから始まる――!
感想
表紙のイラストが個人的にドストライクだったので衝動買いしてしまいました!
内容も良かったので満足です!
まずはストーリーの感想から。
シスコンとブラコンの高校生が、妹と弟を通じてだんだんと距離を縮めていくお話ですね。
タイトルやあらすじにラブコメとありますが、まだまだ序章ということもあり高校生同士のラブコメはあまりなく、それこそ3歳児の2人の方がラブコメしてましたね笑
コメディ要素強めの序盤に対し、終盤はなかなかシリアスな展開で読んでいてハラハラしましたが、綺麗で爽やかにまとまっていたのでとてもいい読後感を味わうことができました!
2巻以降で‟ママ友”な2人がどんな関係に進展するのか、今から非常に楽しみです!
次にキャラの感想。
3歳児コンビがもうとにかく可愛かったですね!
想夜歌ちゃんはザ・3歳児って感じの元気いっぱいな女の子で可愛かったですし、郁くんは少し大人びてるけれどたまに年相応なところを見せるギャップがすごく可愛かったです!
もちろん主人公とヒロインの2人も良かったですね。
完璧を追い求めて無茶をする不器用なヒロインに対し、主人公が紳士的にサポートやアドバイスをする構図は読んでいてとても微笑ましく感じられました。
やっぱ料理上手男子と、料理下手女子の組み合わせはいいっすね……!
すこすこのすこです笑
最後に読みやすさ。
ラブコメですし、ページ数も300ページ未満だったのでとても読みやすかったです。
あまり普段からラノベを読まない人でも、スラスラ読み進められると思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★
7/10
キャラ
★★★★★★★★★
9/10
読みやすさ
★★★★★★★★
8/10
こんな人におすすめ!
・おにロリ、おねショタが好きな人
・家族想いなキャラが好きな人
・主人公とヒロインがだんだん距離を近付けていく作品が好きな人
今回はガガガ文庫様より『ママ友と育てるラブコメ』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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