皆さんこんにちは、リュウです。
今回はMF文庫様より『グッバイ宣言』について書かせていただきます。
『グッバイ宣言』ってどんな作品?
『グッバイ宣言』は著者「三月みどり」、原作・監修「Chinozo」、イラストレーター「アルセチカ」で贈られる、学園青春ラブコメです。
原作はボカロPのChinozoさんの「グッバイ宣言」という楽曲で、それを作家の三月みどり先生が書籍化したものが本作です。
しかし、「グッバイ宣言」を聴いたことのない方でも十分に楽しめる作品となっているので、そこは安心してください!
著者の三月先生は他にも、同じくMF文庫様より『きゅうそ、ねこに恋をする』や、『ラブコメの神様なのに俺のラブコメを邪魔するの?』などの作品を出されています。
メインキャラを4文でサクッと紹介
桐谷翔
本作の主人公で、高校3年生。
これといった夢もなく、毎日を無気力に生きている少年。
卒業に必要な単位さえ取れれば、あとの授業は休んでも構わないと思っている。
大人しい性格だが、いざという時には勇気を振り絞るタイプ。
七瀬レナ
本作のメインヒロイン。
学校一の問題児として有名で、しょっちゅう職員室に呼ばれている。
白いパーカー(校則違反)がトレードマークな美少女で、熱狂的なファンも存在する。
明るい性格で、周りの人を振り回すタイプ。
綾瀬咲
桐谷と七瀬のクラスメイト。
七瀬を嫌っており、顔を合わせたらすぐに喧嘩を始める。
七瀬に執着するのにはとある理由がある。
クラスの女王様のような立ち位置で、「綾瀬グループ」なども存在する。
あらすじ
家に籠ってゴロゴロするのが普通だった僕は、天真爛漫で普通の人にはできないことを平然とやってのける彼女にどんどん染められていき……。
人に合わせるマリオネットな生き方なんてもったいない!
恥を捨てて、エゴを放って、狂い咲け!
感想
いや~この作品ずっと読みたかったんですよね。
というのも僕、この作品の原曲である「グッバイ宣言」がもう大好きで大好きで。
どれくらい好きかというと作業するときは基本ループ再生にしてずっと流してるくらい好きです。
もちろんこのブログを書いている今も聞いております笑。
じゃあ本題の感想、まずはストーリー。
読む前は「パーカーの女の子が引きこもりなんだろうな」と思っていたんですけど、むしろ逆でしたね笑。
夢を持たない少年が、ハリウッド女優になるという夢を追い続ける少女に出会って自分を変える。
青春ストーリーとしてはこれ以上ないくらいシンプルなお話でしたが、王道好きな僕にとってはぶっ刺さりました。
終盤は若干のご都合主義感は否めませんでしたが、とても綺麗にまとまっていたので爽やかに読み終えることができました。
表紙の謎ポーズがちゃんと本編に出てきたときはびっくりしましたね。
まさか出てくるとは思わなかったので笑。
次にキャラ。
とにかくヒロインの七瀬が可愛かったですね。
アルセチカ先生の神イラストと本当にマッチしていました。
主人公の桐谷くんも「おとなしく、トラブルは避ける性格」とされていましたが、結構最初から勇気を振り絞るシーンがあったので、かなり好感が持てましたね。
いじめっ子キャラは苦手なので、綾瀬は最後まで好きになれませんでしたが……。
最後に読みやすさ。
これは今まで読んできたライトノベルでダントツだったと思います。
会話文が多く、ストーリーがシンプルだからですかね?
ものすごく読みやすかったので、ライトノベルをあまり読んだことがない方でも簡単に読めると思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★★★
キャラ
★★★★★★★★
読みやすさ
★★★★★★★★★★
こんな人におすすめ!
・王道青春ストーリーが好きな人
・ライトノベル初心者
・原曲の「グッバイ宣言」が好きな人
今回はMF文庫様より『グッバイ宣言』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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