激甘ラブコメ最高！『毎晩ちゅーしてデレる吸血鬼のお姫様』を紹介します。

リュウ

皆さんこんにちは、リュウです。
今回はGA文庫より『毎晩ちゅーしてデレる吸血鬼のお姫様』を紹介します。
ネタバレはなしです。
タイトルが少し長いので、以降『ちゅーデレ』と表記します。

『ちゅーデレ』ってどんな作品？
メインキャラを4文でサクッと紹介
あらすじ
感想
こんな人におすすめ！

『ちゅーデレ』ってどんな作品？

『ちゅーデレ』は著「岩柄イズカ」、イラスト「かにビーム」で贈られるラブコメ作品ですね。

著者の岩柄先生は他にも、同じくGA文庫より『最果ての魔法使い』や、『「ずっと友達でいてね」と言っていた女友達が友達じゃなくなるまで』などの作品も出されています。
※以下書影をタップすればBookwalkerさんのページに飛びます。

リュウ

『ずっとも』は「このライトノベルがすごい！2023」で投票したくらい好きな作品です。最終3巻の帯には僕のコメントも載っているので、未読の方は是非……！

イラストを担当されたかにビーム先生は他にも、角川スニーカー文庫より発売されている『フリーライフ異世界何でも屋奮闘記』や、講談社ラノベ文庫より発売されている『推しの清楚アイドルが実は隣のナメガキで俺の嫁』などの作品のイラストも担当されています。

メインキャラを4文でサクッと紹介

紅月史郎あかつきしろう

本作の主人公で、高校1年生の少年。
ある夜、スーパーからの帰り道にテトラと出会い、猫を通じて彼女と仲良くなった。
テトラ曰く、血がものすごーく美味しいとのこと。
優しい性格で甘えさせ上手。

テトラ

本作のメインヒロインで、吸血鬼の女の子。
人間に対し苦手意識を抱いていたが、優しい史郎だけは特別。
吸血鬼の中ではかなり偉いお貴族様で、現在はメイドのメルと2人暮らしをしている。
小動物系女子という言葉が似合う、庇護欲を掻き立てられるような可愛らしい吸血鬼ちゃん。

あらすじ

「ねえ、しろー……ちゅーしていいですか？」
普通の青春を送るため上京してきた紅月史郎は学校の帰り道、吸血鬼のテトラと出会う。
人間離れした美しさとスタイルを持つ彼女だが、実は吸血鬼なのに血が苦手だという。
史郎は新鮮な血でないと飲めないというテトラの空腹を満たすため血を差し出す。
「そこまで言うなら味見してあげなくもないのですよ？」と言いながらひと口飲むと次第に表情がとろけだし――？

「しろーの、もっと欲しいです……」
なぜか史郎の血と相性が良すぎて依存してしまいテトラの好意がだだ漏れに！？
毎晩ちゅーをせがむ吸血鬼のお姫様とのデレ甘ラブコメ！！
Amazonより引用

感想

ストーリー

吸血鬼の女の子と人間の男の子が終始イチャイチャする、ちょっぴりエッッッな甘々ラブコメでしたね。
前作の『ずっとも』に引き続き超最高な1冊でした。
まず世界観が良いんですよね。
吸血鬼が元いた世界では吸血鬼は人間に迫害されちゃってますけど、この作品の舞台、史郎がいる世界では、吸血鬼と人間が共存しようとしているのが好きでした。　
ただそれでもまだ吸血鬼は珍しい存在で、他の人間にジロジロ見られて怯えているテトラを、優しく守ってあげようとする史郎がカッコよかったですね。
純粋無垢なテトラとウブな史郎の初々しいやりとりは非常に可愛く、読んでいて限界まで悶えました笑
吸血鬼が稀に発症する「吸血衝動」
これをキッカケに終盤はちょっぴりシリアスなところもありましたけど、テトラの全てを受け入れようとする史郎の覚悟が全部吹っ飛ばしてくれたので、オールOKです。
2巻が楽しみになるような非常に良いところで終わる引きだったので、早く続きが読みたいです！
発売待ってます！

キャラ

テトラ可愛い！
史郎カッコいい！
は当然として、僕はメイドのメルさんが大好きでした。
お嬢様大好きなメイドさんって良いよね…。
主人公に対して当たりがキツいタイプのキャラかな？と最初は思ってたんですけど、全然そんなことなかったのが個人的に超高得点です。
テトラと史郎をくっつけようとするムーブも最高でした。
イラストも性格も会話劇も、全てのキャラが可愛くて癒されたので、少しでも気になっている方には是非買ってほしいですね。
全人類吸血鬼ちゃんの可愛さに悶絶しろ！

読みやすさ

今年読んだ作品の中で1番読みやすかったですね。
やっぱ岩柄先生の甘々ラブコメはノンストレスで読めるのが強すぎます。
ページ数も280ページくらいなので、ラノベをあまり読んだことがない方でもサクッと読めるのではないでしょうか。
甘〜いラブコメが好きな方であれば、きっと楽しめると思います！
おススメです！