皆さんこんにちは、リュウです。
今回は電撃文庫様より『運命の人は、嫁の妹でした。』について書かせていただきます。
『運命の人は、嫁の妹でした。』ってどんな作品?
『運命の人は、嫁の妹でした。』は、著者「逢縁奇演」、イラストレーター「ちひろ綺華」で贈られる、ラブコメ作品です。
著者の逢縁奇演先生はこの作品でラノベ作家としてデビューされた方ですね。
普段はシナリオライターとして美少女ゲームや音声作品のシナリオを書かれていて、代表作に『MECHANICA――うさぎと水星のバラッド』や、『180秒で君の耳を幸せの出来るか?』シリーズなどがあります。
『180秒~』はよく寝る時にお世話になっているのでビックリしてしまいました……!
ちなみに僕の推しはアキミズちゃんです笑
180秒で君の耳を幸せに出来るか? アキミズちゃんのはじめて耳かき♪
イラストレーターのちひろ綺華先生もラノベのイラストを担当するのはこの作品が初めてですね。
ちひろ先生はTwitterで多くの可愛いVTuberのイラストを描かれているので、気になる方は是非見てみてください!
メインキャラを4文でサクッと紹介
御堂 大吾
本作の主人公で、3年前に妻と離婚したバツイチ。
『運命』を感じ、婚活で知り合った女性と1度も会わずに結婚するというとんでもない行動に出た。
前世では14歳の少年として登場する。
前世でも今世でも底抜けに優しい人物。
千子 獅子乃
本作のヒロインの1人で、16歳の中学3年生。
大吾が『運命』を感じた女性――の妹。
前世では大吾の身の回りのお世話をするメイドのお姉さんで、「来世で結婚すること」を誓った、大吾にとって本物の‟運命の人”。
しっかり者で、完璧主義者で、潔癖な人物。
千子 兎羽
本作のもう1人のヒロインで、17歳の女子高生。
大吾の今世での結婚相手。
前世では髑髏の仮面を被ったミステリアスな女性として登場する。
ちゃらんぽらんで、刹那主義的で、利己的な人物。
あらすじ
だが待ち合わせ場所にやってきたのは嫁の妹、千子獅子乃だった!
そして獅子乃と出会った大吾は突如前世の記憶を思い出し、‟運命の人”が嫁ではなく嫁の妹だったことを知る。
大吾が最後に選ぶのは今世の嫁か、それとも前世で愛を誓ったその妹か!
予測不能なヒロインレースがここから始まる!
感想
銀中さん、今回は本当にありがとうございました!
まずはストーリーの感想から。
ラブコメメインのストーリーに前世ファンタジーの要素を加えた作品ですね。
前世ファンタジーのシーンは少ないながらもしっかりとしたインパクトを与えてくれて、大吾と獅子乃の絆の深さをよく感じられました。
ラブコメとしても本当に面白かったですね!
特に主人公と2人のヒロインのやり取りは読んでいて本当に楽しく、思わず何度もフフッと笑ってしまいました笑
ただラストだけは個人的にちょっと合わなかったですね……
そこで終わっちゃうか~って感じでした。
まだ前世のことで明かされてない部分も多く、ヒロインレースも今後本格的にスタートしていきそうなので、2巻が非常に楽しみです!
次にキャラの感想。
これは文句なしで最高でしたね。
主人公、ヒロイン、サブキャラ、どの人物もみんな個性的で、魅力的だったと思います。
Wヒロインの好みはかなり派閥が分かれそうですけど、僕は僅差で姉の兎羽推しになりました。
レスバめちゃくちゃ弱いところがすごく良かったですね笑
超可愛かったです。
(まあ結婚するってなったら絶対に妹の獅子乃の方がいいんですけど笑)
主人公もかなりの優男で、思いやりに溢れていたので非常に好感が持てました!
最後に読みやすさ。
ファンタジー要素もありますが、基本はラブコメがメインなので、ファンタジー全開の作品よりは全然読みやすかったですね。
章が10個に分かれてるのも個人的には読みやすくていいなと感じました。
スラスラ読める作品だと思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★★
8/10
キャラ
★★★★★★★★★
9/10
読みやすさ
★★★★★★★★
8/10
こんな人におすすめ!
・Wヒロインが好きな人
・前世からの愛が好きな人
・ラブコメとファンタジーが組み合わさった作品が好きな人
今回は電撃文庫様より『運命の人は、嫁の妹でした。』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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