皆さんこんにちは、リュウです。
今回はHJ文庫様より『凶乱令嬢ニア・リストン』について書かせていただきます。
『凶乱令嬢ニア・リストン』ってどんな作品?
『凶乱令嬢ニア・リストン』は著者「南野海風」、イラストレーター「磁石」で送られる、転生ファンタジー作品です。
著者の南野海風先生は他にも、アース・スターノベル様より『俺のメガネはたぶん世界征服できると思う。』や、カドカワBOOKS様より『魔術師クノンは見えている 』などの作品も出されています。
※以下書影をタップすればBookwalkerさんのページに飛ぶことができます。
イラストレーターの磁石先生は、ラノベのイラストを担当するのはおそらく今回が初めてですね。
普段はTwitterで素敵なイラストを多数投稿されているので、気になる方は是非見てみてください!
メインキャラを4文でサクッと紹介
ニア・リストン
本作の主人公で、4歳の少女。
だが、元のニア・リストンは既に病気で死亡しており、現在のニア・リストンは死したニア・リストンの中に大英雄の魂が入って誕生した存在。
超好戦的な大英雄の魂が入っているため常に戦いに飢えており、実際めちゃめちゃ強い。
見た目と脳内と実力のギャップがすごい、まさに規格外の人物。
リノキス・ファンク
ニアが病弱な頃から面倒を見てきた、彼女専属の侍女。
16歳ながら様々な特技を持っており、そこをリストン家に買われて雇われた。
ニアの護衛も兼ねているため、戦闘力も当然のように高い。
優秀ではあるのだが、ニアが規格外すぎるためにちょっとだけ不憫に思えてしまうような人物。
ニール・リストン
ニアより2つ年上の兄で、リストン家の跡取り息子。
アルトワール学院に通っており、6歳ながら大人顔負けのしっかり者。
顔もかなりの美形で、魔法映像(テレビみたいなもの)に出演した際は大量のファンレターが届いたほど。
家族想いで努力家な、思わず応援したくなるような人物。
あらすじ
だがかつて神殺しをも成し遂げた彼女は、とある人物の手により予期せぬ形でこの世に舞い戻る。
病弱な貴族令嬢に転生した大英雄がまず行ったのは、「病魔を屠ること」
全てにおいて規格外な彼女には、致死性の病魔でさえも敵うことなく――
最強の人物は第2の人生でも最凶だった!
天使のような凶乱令嬢が繰り広げる最強無双譚、ここに開幕!
感想
HJレビュアープログラムで頂いた作品ですね。
HJ文庫様、いつも本当にありがとうございます。
まずはストーリーの感想から。
死した大英雄が病弱な貴族令嬢に転生し、無双するお話ですね。
この「無双」というのが純粋な戦闘だけではなく、魔法映像を使った子役としてのお仕事にも適用されていて、読んでいてとても爽快でした。
やっぱり主人公がどの分野でも最強だと読んでいて気持ちがいいですね笑
主人公最強ものでもあり、お仕事ものでもあるので、様々な人が楽しめる作品なんじゃないかなぁと思いました!
まだまだ1巻は序章といった感じなので、今後ニアがどのような成長を遂げ、どれほどの力を手にするのかがとても楽しみです。
次にキャラの感想。
主人公のニア・リストンがいい意味でぶっ飛んでますね笑
とにかく「脳筋」で、何でもかんでも力で解決しようとするところ・そしてそれが実際にできてしまうところが、4歳という姿のギャップも相まってとても新鮮で面白かったです笑
ただ万人受けするかと言われたら「う、うーん…」といった感じなので、ここは完全に好みが分かれそうですね。
個人的には兄のニール君が好きなので、もうちょっと彼の活躍も見たかったなぁっていうのが本音ですが、そこは2巻以降に期待ですね。
最後に読みやすさ。
文章すごく読みやすかったですね。
爽快なストーリーも相まって、サクサクっと読むことができました。
ラノベをあまり読まない人にもおすすめできる作品です。
総合評価
ストーリー
★★★★★★
6/10
キャラ
★★★★★★
6/10
読みやすさ
★★★★★★★★
8/10
こんな人におすすめ!!
・主人公最強ものが好きな人
・お仕事ものが好きな人
・爽快なファンタジー作品が好きな人
今回はHJ文庫様より『凶乱令嬢ニア・リストン』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。