皆さんこんにちは、リュウです。
今回は富士見ファンタジア文庫様より『好きな人がバレたら死ぬラブコメ』について書かせていただきます。
『好きな人がバレたら死ぬラブコメ』ってどんな作品?
『好きな人がバレたら死ぬラブコメ』は著者「玖城ナギ」、イラストレーター「みすみ」で贈られる、頭脳バトルラブコメです。
2022年5月現在、1巻のみ発売されています。
著者の玖城先生は他にも、同じく富士見ファンタジア文庫様より『カネは敗者のまわりもの』という作品も出されています。
イラストレーターのみすみ先生は他にも、MF文庫様より発売されている『問一、永遠の愛を証明せよ』や、電撃文庫様より発売されている『友達の後ろで君とこっそり手を繋ぐ。誰にも言えない恋をする』などの作品のイラストも担当されています。
あらすじ
彼女の名は桜雨春香。銀色の髪、紅玉の瞳を持つアルビノで、俺の――初恋の人だ。
こんなチャンスは二度とない。今度こそ、俺は彼女に告白する――!
だがそんな俺の考えなどつゆ知らず、学園側は新たに〈恋愛学〉を必修科目とし、「好きな人がバレたら即退学」「〈恋愛学〉で1位になれば好きな異性と付き合うことができる」などというとんでもない校則を設定してきやがった!!!
こうなりゃヤケだ!やってやる!
俺は〈恋愛学〉で1位を取り、絶対に桜雨と付き合ってみせる!
(※2人は元から両思いです)
メインキャラを4文でサクッと紹介
青山 夏海(仮・特待生)
本作の主人公で、『神童』と呼ばれていた元・天才少年。
その頭脳は10歳にしてフェルマーの最終定理を独学で証明するほど。
小学4年生の時、10日間だけ勉強を教えていた春香に未だに恋をし続けている。
自称「鋭い系主人公」だが、春香と両想いなことに全く気づいていない。
桜雨 春香(仮・特待生)
本作のメインヒロインで、覇王学園の入試で全教科満点を取った現・天才少女。
生まれつき銀髪・紅眼のアルビノで、自分の容姿にコンプレックスを抱いている。
小学4年生の時、10日間だけ勉強を教えてくれた青山に未だに恋をし続けている。
超人的な頭脳を持っているくせに、青山と両想いなことに全く気づいていない。
八矢 秋葉
本作のヒロインの1人で、同い年ながら青山のことを「センパイ」と呼ぶ後輩系女子。
青山とは中学からの付き合いで、胸囲は驚異のGカップ。
ずる賢く、何でも器用にこなすタイプで、勉強以外はほとんど青山に勝利できる。
いたずら好きで、青山を困らせることが生きがい。
冬坂 麗華
本作のヒロインの1人で、冬坂財閥のご令嬢。
『神童』と呼ばれていた青山の過去を知っており、彼に興味を抱いている。
「冬坂」の名に恥じぬように、人を惹きつけ従わせる魅力を持つよう幼い頃から訓練されてきた。
そのため、覇王学園のあらゆる男子生徒から好意を寄せられている。
感想
数か月前に表紙とタイトルに釣られて買った作品ですね。
読むのがこんなに遅くなってしまいました……笑
まずはストーリーの感想から。
ジャンルとしては「絶対に好きな人がバレてはいけない」学園での頭脳バトル作品って感じですかね?
でもどちらかと言えばシリアス要素よりもコメディ要素の方が強く、天才的な頭脳を持つ青山と春香がとにかく空回りしてる姿を楽しむ作品なのかな~と思いました笑
(そもそも恋愛学の設定が結構ぶっ飛んでますからね……笑)
特に『ドキドキさせた分だけポイントが入る』っていうルールが面白かったですね。
相手を好きなことがバレないように必死で平静を装う青山と春香が最高でした笑
シリアスパートも伏線回収多めで面白かったんですけど、コメディパートに比べてメインヒロインの春香の出番がガクンと少なくなってしまっていたのが個人的に少し寂しかったです。
次にキャラの感想。
青山も春香も、勉強面では天才なのに恋愛面だと途端にポンコツになるギャップ要素があって、読んでいてとても好感が持てましたね。
サブヒロインの2人にも十分にスポットライトが当てられており、浅いキャラになっていなかったのが個人的にすごく良いなと思いました!
最後に読みやすさ。
頭脳バトルものですが、コメディ要素多めなのでサクサク読むことができます!
ラノベをあまり読まない人にもおすすめできる作品です!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★
7/10
キャラ
★★★★★★★★
8/10
読みやすさ
★★★★★★★★
8/10
こんな人におすすめ!
・両片思いラブコメが好きな人
・一風変わった頭脳バトルものが読みたい人
・ギャップのある主人公・ヒロインが好きな人
今回はファンタジア文庫様より『好きな人がバレたら死ぬラブコメ』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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