皆さんこんにちは、リュウです。
今回は富士見ファンタジア文庫様より『噓噓噓、でも愛してる』の1巻について書かせていただきます。
『噓噓噓、でも愛してる』ってどんな作品?
『噓噓噓、でも愛してる』は著者「川田戯曲」、イラストレーター「アシマ」で贈られる、SM(すこしミステリー)ラブコメ作品です。
2022年3月現在、2巻まで発売されています。
著者の川田先生は他にも、講談社ラノベ文庫様より『アフター・ブラック』や富士見ファンタジア文庫様より『推しが俺を好きかもしれない』などの作品も出されています。
『噓噓噓、でも愛してる』がかなり面白かったので、これらの作品もいつか読みたいですね……。
イラストレーターのアシマ先生は他にも、『アークナイツ』の「シーマ」のイラストも担当されています。
メインキャラを4文でサクッと紹介
くー助
本作の主人公で、高校2年生の少年。
車にはねられたことで頭を強く打ち、事故以前の記憶を失くしてしまった。
同性の友達は1人もいない。
底抜けに優しい性格をしていて、お人好しと言ってもいい。
色町 紙織
本作のヒロインの1人で、くー助のクラスメイト。
くー助以外に友達がおらず、毎日彼と共に昼食をとっている。
最近は彼の分の弁当も作っており、料理はかなり上手い。
くー助のことを「くーたん」と呼ぶ、なかなかに愛が重い少女。
花屋敷 花蓮
本作のヒロインの1人で、くー助の幼馴染。
女子サッカー部に所属している。
家事全般が嫌いで、実はドM。
くー助のことを「くーくん」と呼ぶ、あほ可愛い少女。
雪縫 霙
本作のヒロインの1人で、元くー助のクラスメイト。
スレンダーな体型をコンプレックスに感じている。
静かそうな見た目に反しておしゃべりだが、毒舌家。
くー助のことを「くーさん」と呼ぶ、ダウナー少女。
あらすじ
記憶喪失の俺が目を覚ました病室には3人の美少女がいた。
彼女たちは皆俺のことを想っているらしく、積極的にアプローチを仕掛けてくる。
でも俺はだんだんと記憶を取り戻していくうちに気づいてしまったんだ。
この3人の中に、俺を殺そうとしたやつがいる――。
彼女たちの口から紡がれる、噓、噓、噓。
さあ、犯人は誰?
感想
以前Twitterの方でおすすめのラノベを募集した際に、リョーさんから勧められた作品です。
おすすめしてくださりありがとうございました!
まずはストーリーの感想から。
ジャンルがSM(すこしミステリー)ラブコメということで、一切読んだことがないタイプの作品でした。
ですが、甘々なラブコメにミステリーというスパイスが程よく効いていて、読んでいてものすごく楽しかったです!
ヒロインたちとの交流を深めていく度に戻っていく主人公の記憶。
そしてだんだん明らかになっていく真実。
という展開はやっぱりドキドキしますね。
普通のラブコメで味わえるドキドキとはまた違ったドキドキを味わえました笑
ギャグのセンスも高かったです!
読みながら声に出して笑ってしまう場面が何度かありました笑
次にキャラの感想。
ヒロインのキャラは全員良かったと思います。
どのキャラも個性的で良い娘たちなので、誰かしらは好きになれると思います!
(まあ1人は殺人未遂犯ですが……。)
主人公も好感は持てたんですけどね……。
なぜこんなにモテるのか、コミュ力高いのになぜ同性の友達がいないのか、といった部分が少し説明不足かな?と感じてしまいました。
最後に読みやすさ。
ミステリー要素がある分普通のラブコメよりは読むのに時間がかかってしまいましたが、本格ミステリー作品よりは全然読みやすかったので、特別読みづらい作品だとは感じませんでした。
ラノベをある程度読んでいる人なら問題なくすらすら読めると思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★★
キャラ
★★★★★★★★
読みやすさ
★★★★★★★
こんな人におすすめ!
・ちょっと違ったラブコメが読みたい人
・可愛いヒロインがたくさん出てくる作品が好きな人
・ミステリー作品特有のドキドキを味わいたい人
今回は富士見ファンタジア文庫様より『噓噓噓、でも愛してる』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。