皆さんこんにちは、リュウです。
今回はGAノベル様より『祈りの国のリリエール』について書かせていただきます。
『祈りの国のリリエール』ってどんな作品?
『祈りの国のリリエール』は著者「白石定規」、イラストレーター「あずーる」で贈られる、ファンタジー作品です。
本作は2017年にGA文庫様より発売された『リリエールと祈りの国』を新たに創り直して刊行された新シリーズで、『魔女の旅々』の公式スピンオフ作品でもあるため、『魔女の旅々』主人公のイレイナも登場します。
※本作はスピンオフ作品ですが、『魔女の旅々』を読んでいなくとも十分に楽しめます。
著者の白石先生はGAノベル様より『魔女の旅々』でデビューされました。
この作品は2020年にアニメ化もされた名作で、2022年1月現在、18巻まで発売されています。
僕はアニメ版しか見てなくて小説版は6巻までしか追えてないので、今年中には全巻揃えて読みたいと思います…!
『魔女の旅々』について詳しく知りたい方はこちら⇒ビターでダークでハートフルな旅物語 『魔女の旅々』を紹介させていただきます。 | リュウのサブカル日記 (ryuunosabukarunikki.com)
イラストレーターのあずーる先生は前述した『魔女の旅々』やVtuberグループホロライブENの「七詩ムメイ」のイラストも担当されています。
あずーる先生はpixivにFGOや艦これのイラストも多数upされていて、どのイラストもめちゃくちゃ綺麗なので気になった方は是非見てみてください!
用語解説
祈りのクルルネルヴィア
本作の舞台で、獣人、エルフ、人間と様々な種族が集まる小さな島国。
とある理由により、この国には魔法使いが存在しない。
しかしその代わりに、祈物というものが存在する。
祈物
文字通り祈りの込められた物のこと。
大聖堂のクルルネルヴィア像に祈ることによって、稀に手に入る。
寒さに凍える少女には夢幻を見せてくれるマッチ、マジシャンを目指す者には入ると別の場所に飛ばされる扉などが与えられると言われている。
古物屋
祈物を主に扱うお店のこと。
古物屋というお店自体が少なく、マイナーな職種。
登場するメインキャラを4文でサクッと紹介
マクミリア
本作の主人公で、 一人称は「ボク」。
ひょんなことから「古物屋リリエール」で働くことになった新米助手。
自称「転職のエキスパート」で、これまでに就いてきた職は新聞社、喫茶店、製薬会社、図書館職員などなど。
常に正しくあろうとする不器用で真面目な性格。
リリーエル
本作のもう1人の主人公で、「古物屋リリエール」の店主。
祈物にかかった祈りのことを呪いと呼ぶこだわりを持っている。
呪われた人間がすぐにわかったり、祈物の呪いを解くことができる。
普段は落ち着いていて頼りがいがあるが、ポンコツな面を見せることもしばしば。
イレイナ
『魔女の旅々』の主人公。
【灰の魔女】の異名を持つ自他共に認める美少女。
本作ではリリエールの協力者という立ち位置で登場する。
性格は自己中心的で、毒舌家。
あらすじ
「転職のエキスパート」ことボク、マクミリアが今勤めているのはとある古物屋。
喋る花瓶、蓄音機になる耳栓、冷蔵庫代わりになる箱などこの店には不思議な祈物がいっぱい!
でも中には祈物を悪用する者もいて――。
祈物で起こされた事件は祈物でスパッと解決!
「古物屋リリエール」コンビのボクとリリエールさんにお任せあれ!
感想
白石先生の作品は初めて読んだのですが、とてつもなく読みやすくて驚きました。
テンポのいい展開、会話文の多さが特に読みやすさにつながっていて、あまりラノベを読んでない人にもおすすめできる作品です!
大判というところで、文字が若干大きいところも読みやすくていいですね!
ストーリーは基本的に「祈物を使って(狙って)事件が起こる」→「それを祈物を使って解決する」というシンプルな流れで進むのですが、事件の真実が最後に二転三転とするので最後まで飽きることがありません!
また、メインキャラがマクメリア(女性)、リリエール(女性)、イレイナ(女性)と百合百合していたのも良かったですね。
僕は特別百合好きなわけではないのですが、百合好きな方にとってはこの要素も大きな魅力になると思いました!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★★
キャラ
★★★★★★★
読みやすさ
★★★★★★★★★
こんな人におすすめ!
・ファンタジー作品が好きな人
・ラノベをあまり読んだことがない人
・魔女の旅々が好きな人
今回はGAノベル様より『祈りの国のリリエール』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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