とろけるほど甘々なラブコメ 『ひだまりで彼女はたまに笑う。』を紹介させていただきます

ラノベ紹介

皆さんこんにちは、リュウです。
今回は電撃文庫様より『ひだまりで彼女はたまに笑う。』の1巻について書かせていただきます。

『ひだまりで彼女はたまに笑う。』ってどんな作品?

『ひだまりで彼女はたまに笑う。』は著者「高橋徹」、イラストレーター「椎名くろ」で贈られる、学園ラブコメ作品です。
2022年1月現在、2巻まで発売されています。
著者の高橋先生は、LINE文庫エッジ様より『小鳥遊さんはラブコメ勉強中!』や、DIVERSE NOVEL様より『ドMでちっこい先輩とお付き合いすることになりました』などの作品も出されています。

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イラストレーターの椎名先生は、オーバーラップ文庫様より出されている『百合の間に挟まれたわたしが、勢いで二股してしまった話』や、富士見ファンタジア文庫様より出されている『妹の親友?もう俺の女友達?なら、その次は――?』などの作品のイラストも担当されています。

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メインキャラを4文でサクッと紹介

佐久間伊織

本作の主人公で、高校1年生。
人を笑わせることと、妹のひよりと愛猫のコタローを愛でるのが好き。
ツッコミが多いがボケに回ることもしばしば。
とても優しくおせっかいな性格で、楓に好意を寄せている。

涼原楓

本作のメインヒロインで、銀髪碧眼の少女。
猫のことは大好きだが、過去のトラウマにより過度に近づかれるのは苦手。
恥ずかしいところを伊織に見られたため、彼のことを「パパラッチ」と呼ぶ。
表情が乏しく、物静かな性格。

鹿岡美鈴

楓と小学校が一緒で、彼女の1番の親友。
楓を愛でるのが好きで、笑うと口がωになる。
湊に好意を寄せている…?
性格は明るく、コミュ力の鬼。

小野寺湊

伊織と同じ中学で、彼の1番の親友。
語尾に「~」を付ける緩めのしゃべり方をするが、そこそこきつめの毒を吐く。
伊織をからかうのが好き。
伊織の相談によく乗っていて、友達想いな一面も。

佐久間ひより

伊織の妹で、中学3年生。
兄妹仲が良く、未だに兄離れできていない。
伊織同様愛猫のコタローを愛でるのが好き。
快活な性格の元気っ娘。

コタロー

佐久間家で飼われている猫で、種類はマンチカン。
立ち上がった時にその可愛さは頂点に達する。
その可愛さで何人もの人間を悩殺してきた。
かなり人懐っこい性格をしている。

あらすじ

主人公、佐久間伊織の隣の席に座っているのは銀髪碧眼の少女である。
彼女、涼原楓は物静かで、ほとんど感情を表に出さない。
しかし伊織はある日、偶然にも楓の笑顔を目撃する。
その笑顔に心奪われ、伊織は「楓の笑顔をもう一度見たい」と思うように。
高校生活初日に楓の
「こ、こっち来ちゃ、だめにゃー」
という恥ずかしいセリフを聞いてしまったため、好感度はマイナスからのスタート。
だがそれでも、絶対に彼女を笑わせてみせる!
クラスのお調子者の少年と、感情の乏しい少女の不器用で甘々な恋物語が幕を開ける!

感想

いやもうとろけるくらい甘々なラブコメでしたね。
頬が終始緩みっぱなしでした笑。

まずキャラが人も猫も全員可愛い
女性キャラが可愛いのはもちろん、伊織は初心すぎて可愛いし、湊も喋り方とたまに照れるところがとにかく可愛い。
コタローは文句なしで最強の可愛さを誇っていました笑。

キャラたちの会話もかなり丁寧に書かれていましたね。
テンポよく、それでいて面白く。まさに作者様があとがきで名前を出されていた『化物語』のようだなと感じました。
フフッてなるくらいの面白さの会話文が1冊に何十個も詰め込まれていると読んでいて飽きないからいいんですよね〜。

そして最大の魅力はなんといってもそのストーリー
好感度マイナスからスタートした主人公が友人の助けを借りながら段々ヒロインとの距離を詰めていく…。
王道にして最強原点にして頂点
今後「好きなラブコメは?」って聞かれたらこの作品を真っ先に挙げようと思うほど素晴らしいストーリーでした。
三角関係とかドロドロとした恋愛ものが大の苦手な僕にとって、そういった要素が全くない本作は本当に合っていました。
伊織と楓の関係、美鈴と湊の関係がこれからどうなるのか――。
3巻が本当に待ち遠しいです!

総合評価

ストーリー
★★★★★★★★★
9/10
キャラ
★★★★★★★★★
9/10
読みやすさ
★★★★★★★★★★
10/10

こんな人におすすめ!

甘々なラブコメが好きな人
可愛いキャラが好きな人
尊さで悶絶したい人

今回は電撃文庫様より『ひだまりで彼女はたまに笑う。』の1巻について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。

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ひだまりで彼女はたまに笑う。
表情の乏しい少女を笑顔にさせる、甘くも焦れったい恋の物語。  高校生活初日の朝、佐久間伊織は銀髪碧眼の少女と猫が相対している場面に遭遇する。近づく猫に対して困惑気味の少女が発する言葉は――。 「こ、こっちに来ちゃだめにゃー」  思わぬセリフに困惑…

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