皆さんこんにちは、リュウです。
今回はGA文庫様より『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』の1巻について書かせていただきます。
※タイトルが長いので、今後は『お隣の天使様』と表記します。
『お隣の天使様』ってどんな作品?
『お隣の天使様』は著者「佐伯さん」、カバーイラスト「はねこと」、口絵・本文イラスト「和武はざの」で贈られる、ラブコメ作品です。※2巻以降は全てのイラストをはねこと先生が担当されています。
2022年8月2日現在、6巻まで発売されており、2023年にはTVアニメ放送も決定している超人気作品です。
著者の佐伯さん先生は他にも、PASH!ブックス様より『転生したので次こそは幸せな人生を掴んでみせましょう』や、カドカワBOOKS様より『腹ぺこな上司の胃をつかむ方法 ~左遷先は宮廷魔導師の専属シェフ~』などの作品も出されています。
※以下書影をタップすればBookwalkerさんのページに飛ぶことができます。
カバーイラストを担当されたはねこと先生は他にも、ダッシュエックス文庫様より発売されている『その10文字を、僕は忘れない』や、電撃文庫様より発売されている『ちっちゃくてかわいい先輩が大好きなので一日三回照れさせたい』などの作品のイラストも担当されています。
口絵・本文イラストを担当された和武はざの先生は他にも、電撃文庫様より発売されている『《ハローワーク・ギルド》へようこそ!』や、ダッシュエックス文庫様より発売されている『転生特典でコミュ力に全振りしたわたし最強でかわいい!』などの作品のイラストも担当されています。
和武はざの先生は「月刊少年マガジン」で『白聖女と黒牧師』を連載されてることでも有名ですね!こちらの作品はTVアニメ化も決定しているので、未読の方は是非読んでみてください!
僕も大好きな作品です!
メインキャラを4文でサクッと紹介
藤宮 周
本作の主人公で、高校1年生の少年。
一人暮らしをしているものの家事全般が苦手で、自堕落な生活を送っている。
地味な見た目をしていて、友達も少ないため、自分を卑下しがち。
だけれど一度懐に入れた人物は心の底から大切にする、とても紳士的で思いやりに溢れた人物。
椎名 真昼
本作のメインヒロインで、周の同級生。
周の住む部屋のお隣に住んでおり、ひょんなことから彼の身の回りの世話をすることに。
才色兼備、文武両道な完璧美少女で、ついたあだ名は「天使様」
学校では誰にでも笑顔を見せる文字通りの「天使」だが、プライベートでは少しだけ毒舌な面も。
赤澤 樹
周のクラスメイトで、周の数少ない友人の1人。
彼女の千歳を溺愛しており、千歳とはクラス公認のバカップルとなっている。
周のことをよく見ており、彼のことをからかいながらも、絶対に地雷となる一線を踏み越えない。
誰にでも気さくに話しかけることのできる爽やかイケメンで、友人として理想的すぎる人物。
白河 千歳
樹の彼女で、周の数少ない友人の1人。
樹とは「ちぃ」「あっくん」と呼び合うほどベタベタな関係。
運動神経抜群で、真昼みたいな可愛いものが大好き。
いたずらが好きで、快活な性格の元気っ娘。
あらすじ
少女の名前は椎名真昼。
周の同級生で、才色兼備、文武両道な完璧美少女だ。
そんな決して関わり合うことのないような2人だったが、周がずぶ濡れのまま公園に佇んでいる真昼に傘を貸した日から、不思議な交流が始まった。
自堕落な生活を送る周を見かねて、「お世話をすることが好き」と言いながら甲斐甲斐しく掃除や料理などの身の回りの世話をする真昼。
「天使」として完璧を求められ続けた真昼に「自分といるときはその仮面を外してもいい」と言い、ぶっきらぼうながらも至上の優しさと気遣いを見せる周。
奇妙な2人の半同棲生活は、やがて2人にとってかけがえないものとなっていき――。
両片思いが主食の作者による、糖度1000%のじれったすぎる甘々ラブコメがここから始まる!
感想
いや、まさかここまで自分が好きなラブコメが存在するとは思いませんでしたよ……
おすすめしてくださったふうらさん、本当にありがとうございました……!
まずはストーリーの感想から。
ぶっきらぼうだけど紳士的な主人公と、天使みたいな可愛さと包容力を持つヒロインの半同棲ラブコメ作品ですね。
今まで読んできたラノベの中でもトップレベルで甘く、ストーリーの約9割が砂糖で出来ていました。
かと言ってすぐに主人公とヒロインがくっつくわけではなく、じっくりと時間をかけてお互いにすり寄っていったのが本当に良かったですね。
まさしく「もどかしく、焦れったい」というキャッチコピーにぴったりの神作でした。
毎回「好きラノ」で上位に入るたびに、「本当にこの作品そんな面白いの?」と疑問に思っていたのですが、この中身を見せられたらもう納得するしかありませんね笑
というか僕も喜んで投票します笑
本当に読んでいて癒される作品でした……!
とにかくこの作品は4巻が好きすぎてヤバいので、未読の方は問答無用で4巻まで読んでください!
きっと後悔しないので!
次にキャラの感想。
文句のもの字もないっすね。
大体どの作品もちょっと合わないキャラっていうのはいるんですけど、この作品のメインキャラは全員が全員友人思いで、非常に好感が持てました。
その中でも1人推しを選べって言われたら、やっぱりイケメン好きの僕としては主人公の周を選びますね。
もちろんさり気ない気遣いが出来るところとかも好きなんですけど、個人的には周が真昼の作ったご飯を食べた時に毎回必ず「おいしい」って言うところが大好きですね。
不思議と周が「おいしい」って言うたびになんかこっちまで嬉しくなってくるんですよ笑
無意識のうちに、そして当たり前のように真昼も読者も赤面させる周は本当に理想の主人公なので、是非皆さんも推してください!
最後に読みやすさ。
いろんなラブコメを読んできましたけど、この作品が1番と言っていいほど読みやすかったですね。
というのもこの作品視点変更がないんですよ。
最近の作品は主人公とヒロインの視点を行ったり来たりしながら進んでいくタイプが多いので、主人公の視点オンリーで進む本作はとても読みやすく感じました。
あとは「小説家になろう」発の作品だからか、たくさんの話に分かれていたところも良かったですね。
基本的にラノベは1冊4~6話で構成されてることが多いんですけど、この作品の1巻は全14話に分かれていて、1つ1つの話が短くまとまっているため、まるで短編集のような読みやすさでした。
なので「あまり長い間連続して本を読んでいたくない!」という方でも楽しめると思います。
総合評価
ストーリー
★★★★★★★★★★
10/10
キャラ
★★★★★★★★★★
10/10
読みやすさ
★★★★★★★★★★
10/10
こんな人におすすめ!
・甘々ラブコメが好きな人
・癒されたい人
・イケメン主人公と激かわヒロインが好きな人
今回はGA文庫様より『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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