皆さんこんにちは、リュウです。
今回は電撃文庫様より『ひとつ屋根の下で暮らす完璧清楚委員長の秘密を知っているのは俺だけでいい。』について書かせていただきます。
※タイトルが長いので今後は‟ひとやね”と書きます。
公式でちゃんとした略称が発表されましたら、そちらに書き換えるのでご容赦を。
『ひとやね』ってどんな作品?
『ひとやね』は著者「西塔鼎」、イラストレーター「さとうぽて」で贈られる、学園青春ラブコメ作品です。
著者の西塔先生は他にも、同じく電撃文庫様より『死にたがりの聖女に幸せな終末を。』や、『いつかここにいた貴方のために/ずっとそこにいる貴方のために』などの作品も出されています。
どちらも大好きでブログでも紹介していたのですが、今は非公開にしてしまっているんですよね……
また今度直して再掲したいと思います!
イラストレーターのさとうぽて先生は他にも、同じく電撃文庫様より発売されている『先輩、わたしと勝負しましょう。ときめいたら負けです!』や、MF文庫様より発売されている『全力回避フラグちゃん!』などの作品のイラストも担当されています。
さとうぽて先生のイラスト可愛いですよね~
特に『ひとやね』では75ページの挿絵が最高でした!
メインキャラを4文でサクッと紹介
俺
本作の主人公で、高校2年生の少年。
本名は出ていないが、友人たちから「たっくん」「たの字」「タ行」などと呼ばれているため、達人あたりだと思われる。
両親が神職のため、幼い頃から幽霊などが出てくるホラー作品を好んで見ていた。
無愛想に見えるが責任感は強く、なんだかんだ人を積極的に助けるタイプ。
黒河 スヴェトラーナ
本作のメインヒロインで、あだ名は『姫君』。
容姿端麗・成績優秀で、さらにはクラス委員長も務めるというまさに‟完璧”な人間。
しかし実は超が付くほどのビビりで、その強烈な叫び声は主人公に「怪獣」と言わしめるほど。
主人公とは幼馴染で、彼を「たっくん」と呼び、大きな信頼を寄せている。
霞野 祭
本作のもう1人のヒロインで、主人公に想いを寄せている。
運動神経が抜群によく、数多の運動部から勧誘を受けた経験を持つ。
ツーサイドアップの美人だが、胸はない。
フランクな性格で、誰とでもすぐに仲良くなれるタイプ。
鳴宮 正人
主人公、霞野とは同じクラスの友達同士で、よく3人で駄弁っている。
霞野の主人公に対する気持ちを知っており、彼女へのアシストを事あるごとに送っている。
軽っぽい言動と見た目だが、友人想いのめっちゃいい奴。
ただし彼女はいたことがない。
あらすじ
でもそんな彼女にはとある秘密があって――。
「ぴぎゃぁあぁあぁあああ!!?」
そう、夜中に一人でトイレに行けないほどのとんでもないビビりなのだ!
しかも彼女の親が海外出張をするため、1年間同じ家に住むことになるだと⁉
こんな姿を他の人に知られるわけにはいかない!
彼女のビビりを治すため、二人のナイショの”特訓”が今始まる――。
感想
好きな作家さんである西塔鼎先生の新作ですね。
実は西塔先生の日常ものを読むのは今回が初めてだったので、新鮮な気持ちで読むことができました!
まずはストーリーの感想から。
とにかくビビりなヒロインと一緒に心霊番組を見たり、怖い話を読んだりする作品で、ヒロインの悲鳴のバリエーションが多かったのが面白かったですね笑
個人的なお気に入り悲鳴は「あひぎゃぁああぁああっぁぁぁぁ!!」です笑
コメ要素が強めですが、主人公、ヒロイン、サブヒロインの三角関係もバッチリ構成されていて、ラブ要素もしっかり描かれていたのが良かったですね。
僕は個人的に‟三角関係”というものが大の苦手なのですが、この作品では三角関係特有のギスギスとした雰囲気はあまりなく、ふんわりとした雰囲気のまま進むので問題なく楽しむことが出来ました!
次にキャラの感想。
ヒロインがとにかく可愛い!
やっぱり表と裏でギャップのあるヒロインっていいですね……
普段が完璧な分、主人公の前では弱いところを見せる姿にグッときました!
特に、‟たっくんにも怖い思いをしてほしい”という理由から怖い話を読み始めたものの、逆に自分が怖くなって自爆するシーンは最高でしたね笑
主人公も無自覚にカッコいい行動をするタイプで、読んでいて好感が持てたので満足です!
最後に読みやすさ。
やっぱり何冊も本を出している方の作品なので読みやすいですね……
ラブコメで250ページと短めのページ数なので、サクッと読めると思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★★
8/10
キャラ
★★★★★★★★★
9/10
読みやすさ
★★★★★★★★★
9/10
こんな人におすすめ!
・ビビりヒロインが好きな人
・同居ものが好きな人
・清楚ヒロインの悲鳴が聞きたい人
今回は電撃文庫様より『ひとつ屋根の下で暮らす完璧清楚委員長の秘密を知っているのは俺だけでいい。』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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