皆さんこんにちは、リュウです。
今回はMF文庫様より『迷探偵の条件』について書かせていただきます。
『迷探偵の条件』ってどんな作品?
『迷探偵の条件』は著者「日向 夏」、イラストレーター「magako」で贈られる、ラブコメチック・ミステリーです。
2022年3月現在、1巻のみ発売されています
著者の日向先生は他にも、ヒーロー文庫様より『薬屋のひとりごと』や、『不死王の息子』などの作品も出されています。
イラストレーターのmagako先生は他にも、オーバーラップ文庫様より出されている『カーストクラッシャー月村くん』や、富士見ファンタジア文庫様より出されている『経験済みなキミと、経験ゼロなオレが、お付き合いする話。』などの作品のイラストも担当されています。
メインキャラを4文でサクッと紹介
真丘 陸
本作の主人公で、17歳の少年。
真丘家は18歳までに運命の相手と出会わないと死ぬとされているため、このままいけば余命1年。
ヤンデレと事件ばかり引き寄せてしまう超女難体質&超探偵体質。
初対面の人に勝手にあだ名を付ける癖がある。
斎藤 幸美
陸の幼馴染で、男装をしているが性別は女子。
剣道、そして空手に秀でていて、運動神経抜群。
その恰好から多くの人に男だと思われており、女性人気がすこぶる高い。
陸の体質を理解しており、彼のサポートやボディーガードも務めている。
柊木 まりあ
陸と同じイベント補助委員で、陸は『聖母』というあだ名をつけた。
何故か陸のことを毛嫌いしており、彼に対して当たりがものすごく強い。
ユキのことを男だと思っている人間のうちの1人で、陸の言う事は聞かないが、彼女の言う事は聞く。
特進クラスに在籍しており、成績はかなり良い。
樋野 美海
文芸部の部長で、一部の界隈では有名人。
ユキとは親しく、彼女の性別も知っている。
なんでも小説のネタにする癖があるが、スプラッタだけは苦手。
ユキには何らかの弱みを握られている。
あらすじ
「真丘家の人間は18歳までに運命の相手を見つけなければならない」
そう教えられて17年。
俺、真丘 陸は未だに運命の相手を見つけられていない。
というのも、俺にはなんと2つの厄介すぎる体質があるのだ。
1つ目は、ヤンデレばかり引き寄せてしまう超女難体質。
そして2つ目は、事件にばかり巻き込まれてしまう超探偵体質。
この体質のせいで、俺の日常は常に混乱と喧騒にまみれている。
――ほら、今日もまた事件が起こった。
一体俺の運命の相手はどこにいるんだ?
感想
以下結構酷評するので、この作品が好きで酷評を見たくない方はブラウザバックを推奨します。
まずはストーリーの感想から。
うーん僕には合わなかったですね……
ミステリにしては内容が薄く、ラブコメにしてもあまり楽しめませんでした。
本作は260ページの中で4つの事件が起こります。
なので1つの事件があっさり終わってしまうんですよね。
260ページだったら事件を2つくらいに絞って、被害者・犯人の説明、トリック、ミスリード、伏線あたりをもう少し増やしてほしかったです。
よく知らない人がよく知らない人を殺してもふーんとしか思えませんし、主人公が事件を解決するパートでも、え?もう終わり?となってしまったので……
ですがこの作品は謎をかなり残したまま終わったので、2巻以降でどんどん面白くなるタイプだと思います!
次にキャラの感想。
主人公とユキのキャラは文句なしで良かったです。
でもその他の女性キャラにどうしても好感を抱けませんでした……
主人公に異常に冷たかったり、主人公をこき使うキャラが多くて、読んでいてキツかったです。
僕は特に、主人公に感情移入しながら読み進めるタイプなので……
最後に読みやすさ。
テンポが良くも悪くも早く、ページ数も少ないので、ミステリにしては読みやすい方だと思います。
もし2巻が発売されても今のところは読まない予定ですが、他の方の感想次第では読もうと思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★
キャラ
★★★★★
読みやすさ
★★★★★★★
今回はMF文庫様より『迷探偵の条件』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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