皆さんこんにちは、リュウです。
今回は富士見ファンタジア文庫様より『俺の召喚獣、死んでる』について書かせていただきます。
『俺の召喚獣、死んでる』ってどんな作品?
『俺の召喚獣、死んでる』は著者「楽山」、イラストレーター「深遊」で贈られる、バトルファンタジー作品です。
著者の楽山先生は他にも、NOVEL 0様より『34歳カードゲーマー和泉慎平 信金営業は魔法少女を狩る』という作品も出されています。
イラストレーターの深遊先生は他にも、富士見ファンタジア文庫様より出されている『銅殻のレギオス』や、電撃文庫様より発売されている『虚ろなるレガリア』などの作品のイラストも担当されています。
『虚ろなるレガリア』について詳しく知りたい方はこちら⇒『虚ろなるレガリア』を紹介させていただきます。 | リュウのサブカル日記 (ryuunosabukarunikki.com)
用語解説
召喚術師
魔術師の上位職。
召喚術師が最初に召喚した召喚獣は『片割れ』と呼ばれ、その召喚術師の最強・最高の相棒となる。
召喚術師養成学校という教育機関も存在する。
終界の魔獣パンドラ
神話の時代に存在していた伝説の魔獣で、直立すれば350メジャール(恐らく350メートルと同義)にも達する。
単独で世界を滅ぼせる、数少ない化け物のうちの1体。
多くの神々を殺したが、最終的には最高神ゼンによって頭を割られて地に倒れた。
最高神ゼンの共であったという話も残っているが、真偽は不明。
メインキャラを4文でサクッと紹介
フェイル・フォナフ
本作の主人公で、18歳の少年。
苦学生のため召喚術師養成学校に通う傍ら、酒場でバイトもしている。
『片割れ』は‟終界の魔獣パンドラ”の死体。
性格は明るく、かなりの努力家。
シリル・オジュロック
フェイルのチームメイトで16歳の少年。
大貴族オジュロック家の跡取り息子であり、気品あふれる三つ編みのイケメン。
『片割れ』は‟剣虎王ザイルーガ”。
面倒みがよく、仲間想いの理想の貴族。
ミフィーラ
フェイルのチームメイトで16歳の少女。
年齢の割に小柄だが、魔術の研究に関しては超が付くほどの天才。
『片割れ』は‟星空の口笛吹きパロール”。
ダウナー系少女で、フェイルとシリルにお世話されてる。
サーシャ・シド・ゼウルタニア
シドの国の第三王女で、16歳。
学院トップの召喚術師で、『背中合わせ』まで出来る。
『片割れ』は‟大天使セシリア”。
クールで凛としているが、思いやりのある人物。
あらすじ
彼の『片割れ』はなんと、神話に名を刻む最凶生物パンドラだった!
だが1つだけ大きすぎる問題があり……。
「間違いない。俺のパンドラ、完全に死んでる。」
全く動かないパンドラ。
しかし、そこで諦めるフェイルではない!
チームメイトと共にパンドラの活用方法を模索するうちに、彼らは1つの答えに辿り着く――。
神話の生物を相棒とし、やがて世界を救う召喚術師の物語が今、始まる!
感想
多くのフォロワーさんが絶賛していたので、気になって読みました!
まずはストーリーの感想から。
深い絆で結ばれているチームメイトとの熱き共闘、最強のライバルを倒すために様々な工夫を凝らす主人公、そしてド迫力な大怪獣バトルと、とにかく読んでいてワクワクする作品でした!
ファンタジー世界が舞台だと平民と貴族の差が激しい作品が多いのですが、この作品では多くの貴族が主人公の努力を認めて、応援してくれているのでストレスフリーに読めました。
まあもちろん王道のいやーな貴族は登場するんですけどね。
スカッと退治してくれたので満足です笑。
主人公がいじめられる展開が苦手なので、貴族と平民が仲良い作品はやっぱり良いですね……。
バトルファンタジー作品が好きな方なら絶対に気に入ると思います!
次にキャラの感想。
全員魅力的だったのですが、段違いに僕の好みのキャラが1人いました。
そう、シリルさんです。
貴族の生まれなのに、努力家で成績優秀。
仲間想いで、面倒みがよく、その時1番欲しい言葉をかけてくれるイケメン。
もう完璧ですね笑。
イケメン好きな僕の心にクリティカルヒットしました笑。
これは『このライトノベルがすごい!2023』の男性キャラ部門で投票せざるを得ない……。
そしてメインヒロインのサーシャも良かったですね~。
普段は王女様として気高く、高潔な雰囲気を出しているのですが、庶民っぽい趣味などもあり、日常パートでのフェイルとの絡みは最高でした!
2巻でもサーシャとフェイルの日常パートは有ってほしいですね!
最後に読みやすさ。
個人的にはスラスラと読めましたが、バトルシーンやファンタジー特有の専門用語が多いので、バトルファンタジー作品を読み慣れてない人からしたら少し読みにくいんじゃないかな?と感じました。
読み慣れている人からしたら、問題なく読めると思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★★★★★
キャラ
★★★★★★★★★
読みやすさ
★★★★★★★
こんな人におすすめ!
・バトルファンタジー作品が好きな人
・仲間との絆が固い作品が好きな人
・ド派手なバトルが好きな人
本作が気に入った人におすすめのラノベ
本作が気に入った人は是非、同じ富士見ファンタジア文庫様より発売されている『黄昏色の詠使い』という作品も読んでみてください!
こちらもファンタジー生物を召喚して戦う作品で、仲間との絆もかなり感じられるのできっと気に入ると思います!
少し古い作品なので手に入れるのは難しいですが……。
もっと詳しく知りたい方はこちら⇒15年前の神作品 『黄昏色の詠使い』を紹介させていただきます。 | リュウのサブカル日記 (ryuunosabukarunikki.com)
今回は富士見ファンタジア文庫様より『俺の召喚獣、死んでる』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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