皆さんこんにちは、リュウです。
今回はHJ文庫様より『中卒探索者の成り上がり英雄譚』について書かせていただきます。
『中卒探索者の成り上がり英雄譚』ってどんな作品?
『中卒探索者の成り上がり英雄譚』は著者「シクラメン」、イラストレーター「てつぶた」で贈られる、ファンタジー作品です。
著者のシクラメン先生は他にも、モンスター文庫様より『極点の炎魔術師』などの作品も出されています。
※書影をタップすればBookwalkerさんのページに飛ぶことができます。
イラストレーターのてつぶた先生は他にも、富士見ファンタジア文庫様より発売されている『演距離カノジョの比奈森さん』や、電撃文庫様より発売されている『この△ラブコメは幸せになる義務がある。』などの作品のイラストも担当されています。
用語解説
ダンジョン
隕石が落ちてきたことによって世界に生まれた謎の場所。
ここで採られるアイテムは人智を超えたものばかりで、各国の人々を狂喜せしめた。
だがその正体は‟星の寄生虫”で、ダンジョンが100層に到達した途端に地球は滅亡する。
メインキャラを4文でサクッと紹介
天原 ハヤト
本作の主人公で、16歳の少年。
超が付くほどの貧乏で、家は事故物件、風呂はシャワー、食料源はダンジョン内のモンスター。
学歴も力もなく人生が‟詰み”の状態だったが、突如現れたヘキサに【スキルインストール】と【武器創造】という2つのスキルをもらい、一気にトップ冒険者となる。
【スキルインストール】はオートで発動し、その場で最適なスキルを獲得するといったもので、【武器創造】はイメージした武器を自分のレベル以下なら何でも作れるといったもの。
ヘキサ
ハヤトに2つの最強スキルを与えた謎の美女。
思念体のため、ハヤトとはテレパシーで会話している。
ダンジョンが100層に到達したら地球が滅びるということを知っており、それを防ぐためハヤトを‟未来の英雄”に選んだ。
ハヤトの良きアドバイザーで頼れるお姉さんキャラだが、なにかと残念なところも。
エリナ
主人と決めた人間に徹底的に奉仕する奉仕種族というスライム。
ダンジョンにてハヤトと出会い、彼を主人に選んだ。
主人の性癖に応じて姿を変える特性を持っており、ハヤトの性癖がロリ巨乳なため、エリナもロリ巨乳となった。
金髪ショートの美少女で、常にメイド服を着用している。
ユイ
Bランク冒険者兼アイドルの美少女。
偶然ハヤトとコンビを組んだことをきっかけに、ちょくちょくコンビを組む仲に。
敵モンスターに「毒」や「麻痺」などの状態異常を付与するデバッファー。
なかなか素直になれないツンデレ気質な女の子。
シオリ
「剣姫」の異名を持つ凄腕冒険者。
女子高生ながら『世界探索者ランキング』では現日本2位。
過去ハヤトと交流があり、ハヤトに一方的な好意を抱いている。
神出鬼没でストーカー気質な女の子。
あらすじ
16歳の冒険者である天原ハヤトは自らの人生に絶望し、暗い海に身を投げた。
だがしかし水面に到達する直前、彼は謎の美女ヘキサと出会い、2つの最強スキルを与えられ、人生が大逆転!
与えられたスキルでダンジョンを攻略していくうちに個性的な美少女たちも集まってきて⁉
落ちこぼれ底辺探索者の成り上がり英雄譚がここから始まる!
感想
HJ文庫レビュアープログラムで頂いた作品ですね。
HJ文庫様いつもありがとうございます!
まずはストーリーの感想から。
王道な成り上がりファンタジー作品ですね。
個人的に「チートスキルをいきなり与えられる」という設定が苦手なので、序盤は「うっ……」となっていましたが、終盤になるにつれて熱いバトルも増えていき、どんどん作品に引き込まれていきました。
あと主人公ハヤトの貧乏エピソードはかなり面白かったですね笑
「スマホもパソコンも持ってない」はまだ分かるんですけど「コンビニ入ったことない」「カップヌードル食べたことない」は常軌を逸しすぎていてめちゃくちゃ笑いました笑。
次にキャラの感想。
個性的なヒロインたちが良かったですね。
特にユイのツンデレとシオリのヤンデレ要素がかなり刺さりました。
ハーレム要素も含んでいる作品なので、2巻以降でどんなヒロインが登場するのか楽しみですね。
最後に読みやすさ。
ファンタジーで350ページ以上あるのでなかなか読むのに時間がかかってしまいました。
ですが決して読みにくい作品というわけではないので、ファンタジー作品が好きな人なら問題なく楽しめると思います!
総合評価
ストーリー
★★★★★★
6/10
キャラ
★★★★★★
6/10
読みやすさ
★★★★★★
6/10
こんな人におすすめ!
・成り上がり作品が好きな人
・ハーレム作品が好きな人
・熱いバトルファンタジー作品が好きな人
今回はHJ文庫様より『中卒探索者の成り上がり英雄譚』について書かせていただきました!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
この作品が気になった方は下のリンクからお買い求めいただけると幸いです。
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